藤田佳代です！
大野市本町 一番通り沿いにある「宇野酒造場」に行ってきましたよ。
宇野酒造場は、1620年に創業。なんと約400年余りの歴史を持つ県内屈指の老舗酒造で、
清酒「一乃谷」の蔵元として有名です。
ただ今 酒蔵では、今年の仕込みの真っ最中。
麹のいい香りが広がっていました。
この大きなタンクに本醸造の原酒が入っているんです。
大きいでしょう？なんとこのタンク、5000リットルもの容量なんですよ。
このタンクが、数えただけでも12以上ありました。
タンクで行う仕込には3段階あります。
発酵の少ないものから「添え」「仲」「留め」仕込みの3つです。
私が見せていただいたのは、発酵も最終段階「留め」仕込みのタンク。
留め仕込みを開始して10日目だったんですが、中を見てみると・・・
よく見てみてください。ぶくぶくと泡だっているのがわかりますか？
これは、発酵の力で泡だっているんです。タンクの上から写真を取ったんですが、
蓋代わりの布を開けると、沸騰しているのではと思うほどの泡立ちようです。
そして、ここまで来ると発酵がまだ少ない「添え」と比べてみても、量が明らかに違って多くなっていますよね。(20倍から25倍とも言われています)
麹などを加えていることもありますが、多くは、発酵によるパワーなんですよ。
そして、出来上がるのが「初搾り」。
熱をかけないので、この時期限定。１年に１度しかこの味は味わえません。
「麹の香りにインパクトがあるので、あたたかい肉料理と相性がいい」
と、社長の宇野さんはおっしゃっていました！
宇野酒造場の「初搾り」、今年は12月上旬に発売予定です。
宇野酒造場
【住所】
福井県大野市本町3-4
【電話番号】
0779-66-2236
【ホームページ】
http://www.itinotani.co.jp/
CM（宇野酒造場「初搾り」）
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