ババロアってなんか昭和を感じませんか?微妙に古臭いっていうか…。例えばプリンって、色々なプリンがあって未だに新たな切り口のプリンが続々発売されています。ゼリーだって、なんかちょっとおしゃれっぽいフルーツたっぷりのゼリーって店頭を鮮やかに彩りますよね。なのに、ババロアは…子供の頃のセピア色の思い出の中にあるような印象なんです。カットしたメロンやパイナップルが添えられていて、お皿の上にデローンと腹這いになっている、そんなババロアの姿。
今回も作って見ることになったのは、これからは涼しいデザートがおいしい季節だから、それだけなんです。クリームブリュレの方がおしゃれだし、ティラミスの方がイタリアーノで伊達デザートじゃないですか?なのにあえてババロアに挑戦したのは、手作りの苺ジャムが冷蔵庫に作り置いてあったからなんです。生クリームからババロアを作り、それをワイングラスに入れ冷やし。固まったらそこに苺ジャムを流しいれ、ホイップを飾り、ミントの葉を乗せる。…意外とかわいいやん!!
食べてみたら、おいしいんですよ。今まで侮っていてすみません、ババロアさん。第一、名前があんまり良くないんですよね。思い切って名前を変えてみたらいかがでしょ?柳本さんには★2.5頂きました!!