絶好のロケーションで、ゆっくり温泉につかって、おいしいものを食べる。
贅沢な時間ですよね。
特にこの季節、新しい生活や新しい環境で張り切ってスタートを切った方は、
ここらでちょっと一服したいところ。
お薦めしたいところがあります。
先日、坂井市三国町、雄島の目の前にある、三国温泉内湯の宿「おおとく」へ行ってきました。
道路を挟んで向こう側は日本海、その向こうには雄島が見えるというロケーションで、
おいしい料理と温泉を堪能できる、温泉料理旅館です。
楽しみにしていたのは、やっぱりお料理です。
海際の料理旅館ですから、もちろん新鮮なお魚に期待しますよね。
玄関に入ると、まず左手に生け簀があって中にはイカですよ。活イカですよ。
この季節はヤリイカ。
しょうが醤油つけてお刺身で頂きましたが、歯ごたえ風味申し分ないおいしさでした。
その他、おさしみ、さすが海際の料理旅館、おいしい、新鮮!
今回は「おおとくコース」という人気のコース料理を堪能しました。
小皿、小鉢、焼き物、刺身、揚げ物、椀物、おろしそば、ご飯、デザート、一品づつ運ばれてきますが、
この「おおとく」さん、何を大切にしているか料理を見ているとよく分かります。
たとえば、たけのことわらびの炊き合わせに木の芽を添えたり、
ほたるいかの酢味噌に、ウドをあわせたり、
ハタハタの焼き物には、この時期旬のそら豆を添えてみたり、
椀物は、この時期からおいしくなるハマグリしんじょうだったんですけど、ここに菜の花が乗せられている。
そうです。とにかく、季節感というものをとても大切にしていらっしゃいます。
どのお料理も、お皿、お鉢、お椀の中に季節を描いていらっしゃる訳です。
しかも、とても上品なお味でした。
そして、同時に驚きも。
「スガモ」という名前の海草をご存知ですか。
この季節だけのもので、あまり量を取れないそうなんですけど、
このスガモを乾燥させて焼き海苔みたいにして、これをご飯に巻く。
「スガモおにぎり」、びっくりするくらい美味しいですよ。
ふきのとうやぜんまいを食べると口の中に春の香りが広がりますよね。
それとまったく同じ感覚。
海のもので、初めて食べるのに、このスガモオニギリを食べると口の中に春が広がります。
これは、絶対食べて欲しい。
それから、肉じゃが。
これは、マストで召し上がって下さい。
豚の角煮、あの味付けでじゃがいも丸ごとを煮込みました。
豚の角煮じゃが、常連のお客さんにはないと怒られるという逸品です。
とにかく、一度食べてみて欲しい。
地元の食材を一番おいしい時期を見計らって供される料理の数々。
素敵な時間を過ごすことができますよ。
お料理は、「あれが食べたい」「これが食べたい」というご要望にも応えてくれるそうです。
ご予約の時にお申し出下さいとのことです。
お風呂もね、日本海・雄島を一望できるロケーションなんです。
詳しくは、ホームページをご覧下さい。
検索エンジン「ひらがな」で「おおとく」と検索してみて下さい。
最初に出てきます。
電話番号は(0776)82-6668
坂井市三国町安島 三国温泉 内湯の宿おおとく
ご家族やお仲間でどうぞお出かけ下さい。
CM(内湯の宿おおとく)
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