こんにちは、飴田彩子です。
今日は、月末恒例のラジオ読書会。
三人の出演者の皆さんがそれぞれおすすめ本を提示、
出演者全員で合評します。
響のホールの中埜浩子さん。おススメは六車由実著「驚きの介護民俗学」。
福井県立図書館司書、前田眞佐子さん。おススメは幅允孝著「本なんて読まなくたっていいのだけれど、」。
ピリケンの中山浩成さん。おススメは大崎善生著「聖の青春」。
「驚きの介護民俗学」
大学の教員を辞めて老人ホームで働き始めた民俗学者の著者。
老人ホームの利用者の語りに寄り添いながら介護民俗学の可能性に迫ります。
⇒介護の現場への新しいアプローチです!
「本なんて読まなくたっていいのだけれど、」
ブックディレクターとして、これまでデパートやカフェ、企業ライブラリー、病院などに、
こだわりの本棚を作ってきた著者。本を愛する著者のエッセイ集。
⇒幅さんの読書量の多さに驚きました。ハピリン内の図書スペース「WiL」は幅さんがディレクションしています。
「聖の青春」
重い腎臓病と闘いながら29年の短い生涯を生き抜いた天才棋士、村山聖。
名人への夢半ばで倒れた彼の生涯を、師弟愛、ライバルたちとの友情、家族との関りを交えて描くノンフィクション。
⇒壮絶な将棋人生です・・・。