こんにちは、飴田彩子です。
今日は、月末恒例のラジオ読書会。
福井県立図書館司書、井藤久美さん。推薦本はジャン=バディスト・マレ著「トマト缶の黒い真実」。
ガラス工芸家、古木晶子さん。推薦本は小川洋子著「海」。
ステンドグラス オリビエの増子幹さん。推薦本はジャック・ロンドン著「野生の呼び声」。
「トマト缶の黒い真実」
トマトは170ヵ国で生産され、トマト加工業界の年間売上高は100億ドルにのぼります。
しかしトマト缶がどのように生産加工されているかはほとんど知られていません。
身近な食品であるトマト缶の生産と流通の裏側を初めて明らかにした、
衝撃的ノンフィクションです。
「海」
恋人の家を訪ねた青年が、海からの風が吹いて初めて鳴る“鳴鱗琴(メイリンキン)”について、
一晩、彼女の弟と語り合う表題作をはじめ、ちょっと奇妙な7編が収められた短編集です。
「野生の呼び声」
ゴールドラッシュに沸くカナダ・アラスカ国境地帯。
ここでは犬ぞりが開拓者の唯一の通信手段だった。
大型犬バックは、数奇な運命のもと、この地でそり犬となる。
やがてその血に眠っていたものが目覚め始めるのだった。