こんにちは、飴田彩子です。
今日は、月末恒例のラジオ読書会。
三人の出演者の皆さんがそれぞれおすすめ本を提示、
出演者全員で合評します。
グラフィックデザイナーの佐藤実紀代さん。
おススメは吉田篤弘著「それからはスープのことばかり考えて暮らした」。
福井県立図書館司書、小林香織さん。おススメは温又柔著「台湾生まれ 日本語育ち」。
読書普及協会の漆崎智之さん。おススメは平川克美著「あまのじゃくに考える」。
「それからはスープのことばかり考えて暮らした」
著者の吉田篤弘さんはクラフト・エヴィング商會というユニット名でデザイナーとしても活躍。
そのセンスは本の装丁にも、物語にも生かされていると思う。
「台湾生まれ 日本語育ち」
三つの“母語”に翻弄される著者。台湾の歴史を知る上でも面白い一冊だ。
「あまのじゃくに考える」
効率ばかり考えて、“ちゃんと考える”ことを止めてしまった人は、実は多いのではないだろうか。
“ひねくれ者”という意味ではなく、“あまのじゃくに考える”行為は自分自身のためにも大切だ。