空飛ぶ文庫 – FM福井 76.1MHz JOLU-FM

2016/01/28(木)放送分


こんにちは、飴田彩子です。
毎月一回恒例の「ラジオ読書会」、今回も三冊の本をご紹介しました!

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福井市橘暁覧記念文学館の内田好美さん。推薦本は津村節子著「智恵子飛ぶ」。

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福井県立図書館司書の宮川雄史さん。推薦本は藤原和博著「本を読む人だけが手にするもの」。

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福井芸術・文化フォーラムの中埜コウシさん。推薦本は平田オリザ著「新しい広場をつくる」。

「智恵子飛ぶ」
天才芸術家・高村光太郎の陰で、その秘められた才能を開花させることができなかった妻の智恵子。
智恵子の少女時代から発病、死までを描いた長編傑作。
作中には光太郎の詩も多数登場する。

「本を読む人だけが手にするもの」
人はなぜ本を読まなければならないのか?!
素朴で、しかし答えづらいこの問いに教育改実践家の著者が明確に答えてくれる!

「新しい広場をつくる」
日本の文化政策のみならず、話題は、震災、高齢化、地方都市の疲弊、青少年の凶悪犯罪・・・
日本が抱える問題は多岐にわたる。
このように困難な時代を乗り切るためには、芸術の存在を忘れてはならない、
と、劇作家である著者は語る。

★次回予告★
Nano-English代表の月田綾さんに「英語絵本の読み聞かせ講座」についてお聞きしますよ~。