こんにちは、飴田彩子です。
今日の空飛ぶ文庫はラジオ読書会です。
今回ご推薦くださったのはこの三人!
医師の宮下晃一さん。お薦めは「なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか/想田和弘著」。
映画作家・想田さん独特の手法で撮る「観察映画」。
打合せなし、台本なし、ナレーションなし。
この本を読むと彼の作品が見たくなる!
福井県ふるさと文学館の岩田陽子さん。お薦めは「さい果て/津村節子著」。
津村さんはご存じ福井出身の芥川賞作家。
4/5まで、福井県ふるさと文学館では開館記念特別展「津村節子と吉村昭 果てなき旅~夫婦作家の軌跡~」開催中。
http://www.library-archives.pref.fukui.jp/?page_id=673
越前町観光協会の京谷美智子さん。お薦めは「ナモナキラクエン/小路幸也著」。
「ナモナキラクエン」は父親が死んで、あとに残された4人の兄妹の物語。
彼らは全員、母親が違う。
なぜ母親たちは出て行ったのか、
いったい過去に何があったのか、彼らの冒険の旅が始まる・・・。
★次回予告★
今年は文豪・谷崎潤一郎没後50年。
次回の放送は、福井県立大学の木村小夜さんをお迎えし、
谷崎文学についてお話いただきます。お楽しみに。