空飛ぶ文庫 – FM福井 76.1MHz JOLU-FM

2017/11/30(木)放送分


こんにちは、飴田彩子です。
今日は、月末恒例のラジオ読書会。
三人の出演者の皆さんがそれぞれおすすめ本を提示、
出演者全員で合評します。


福井県立図書館司書、小林香織さん。おススメは大竹英洋著「そして、ぼくは旅に出た。」。


ガラス工芸家、古木晶子さん。おススメは又吉直樹著「東京百景」。


月刊fu編集長、堀一心さん。おススメは殊能将之著「ハサミ男」。

「そして、ぼくは旅に出た。」
写真家になることを決意した若き日の著者。
世界的写真家ジム・ブランデンバーグに会うために北米へと旅立った。
ノースウッズまでのカヤックでの旅、そしてノースウッズでの自然に抱かれた日々が綴られる。

「東京百景」
芸人として、また小説家として活躍する著者。
上京して間もない頃の日々を東京の風景とともに綴る100編です。

「ハサミ男」
美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯“ハサミ男”。
三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。
“ハサミ男”は自ら犯人探しを始めることになる・・・。