今日のWOMANのコーナーは、野菜ソムリエの水嶋昭代さんをお迎えしました。
越前町でパン屋さんを営み、嫁ぎ先が兼業農家ということもあり、パンに野菜を取り入れてみようと野菜に関心を持ち始めました。
2009年に「ジュニア野菜ソムリエ」に受験した時は、軽い気持ちだったそうですが、福井県の「野菜ソムリエコミュニティ」に参加するうちに、大阪や名古屋に行かないと受けられなった「野菜ソムリエ」が石川県で受験できると知り、コミュニティの仲間とのりで挑戦することに。
「ジュニア野菜ソムリエ」よりも難易度が高い「野菜ソムリエ」は、野菜についての知識はもちろん、実際に野菜を育てるという課題もありました。
産地や栄養だけでなくTPPなど流通に関することなど幅広い知識が必要となります。
何度も受験してやっと合格するという方もいる中、水嶋さんは1回で合格。
「野菜ソムリエ」になり、意識が変わってきたそうです。
野菜についてより勉強をし、どうしたら美味しく食べられるか、魅力を伝えられるかと日々考えていらっしゃいます。
緑のチーフは、野菜ソムリエの証。
スタジオにお持ちくださったのは、水嶋さんが育て今朝収穫したばかりのカブ、大根、ビーツ。
一番右の赤いカブは、手で皮がむける「もものすけ」という品種。
その隣は、「金カブ」とだったりと珍しいものばかり。
説明している様子から、本当に野菜がお好きなんだと伝わってきました。
野菜ソムリエの活動をしていくうちに、興味の範囲が広がり、今年は出汁ソムリエも取得。
食に関し幅広くサポートされています。
これからは、農業をサポートしていきたいと。
野菜の魅力を伝えることで農業を魅力的にし、農業をしたいと思う人が増やしていきたいと話していました。
そんな、水嶋さんの理想のWOMAN像は、「信念を持って、他人からなんと思われると進んでいく。謙虚な気持ち、感謝の気持ちを忘れない女性でいたい。」ということでした。