WOMAN　11月27日

11月27日のWomanは、森國晶子さんでした。
県内に4店舗ある手作りジェラートの専門店　ジェラート　トリノの統括店長。
また、2013年に開催された第１回ジェラートマエストロコンテストにおいて、大野の里芋を使ったジェラート”里山の秋”で見事日本一のジェラートマエストロとなりました。

牧場を営むお父様の新鮮な牛乳を使い作られるジェラートは、牛乳本来の美味しさを生かし、福井県産のものを取り入れながら、体に優しくナチュラルなものをと提供されています。
ジェラートトリノは、お父様が牛乳を使って何か作りたいとかねてから考えていたこと。
県外から戻ってきた頃に「やってみないか」と言われ、スタートし、１０年目。

第１回ジェラートマエストロコンテストのテーマは、「日本」。
生まれ育った田舎の山々の風景に合う作品を作ろうと、さらに、ちょうど秋だったこともあり、大野特産の里芋を使ってみようと挑戦されました。塩茹でした里芋を使ったジェラートは、もちもち感もありチーズみたいな味わいです。
味も香りも色もない里芋をジェラートにし「上手にアレンジしてきた」と評価され見事に優勝。
名だたる顔ぶれの中、まさかという気持ちで最初は「ごめんなさい」と話し、涙があふれてきたそうです。
冬場は、売上が見込めず、お父さんにも悪いと思っていたので報われたと同時に、止められないと決意された瞬間でもありました。

日本一になり、これからは追いかけられる立場で、いつも一生懸命。
福井県の特産品を使って優勝したこともあり、福井県の美味しいものを探すようになったり、また、これを使ってほしいと依頼もされるようになりました。

今後の夢は、ジェラート屋をずっと続けていくこと。

森國さんが思う理想のWoman像は、一生懸命頑張るキラキラと輝く女性。
家事、育児、お仕事など頑張っている人は、内面からキラキラと輝いているので、そんな女性になりたいということでした。

ジェラートトリノ