ラジアップ Friday – FM福井 76.1MHz JOLU-FM

Town Cruising 2015.08.14


ディノアライブ 【HP

こんにちは。川島麻柚です。
今回は勝山市民会館が会場となる恐竜ライブショー、ディノアライブinふくい勝山2015に行ってまいりました。
ディノアライブは昨年 勝山市が市制60周年の記念イベントとして開幕したイベントで今年で2年目を迎えます。
ディノアライブは恐竜たちがまるで生きているかのように会場内を縦横無尽に動きまくるというエンターテイメントなショーです。

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昨年は2頭でしたが今年は1頭増えて3頭です!!!
ジュラ紀時代に君臨した一番強い肉食恐竜と言われているアロサウルス。
小型でかしこくて羽毛が生えたラプトル。
白亜紀の史上最大の肉食恐竜といわれているティラノサウルス。

この3頭の恐竜がほえたり走ったり私たち観客席の間近まで来て噛みついたりタイムスリップというよりも現代に恐竜がよみがえったというような30分間でした。

また恐竜グッズの販売コーナーもありましてディノアライブのオリジナルグッズやティラノサウルスのフィギュアなども販売されています。
ディノアライブの開催期間は今月24日月曜日までです。
入場料金は中学生以上が1,500円、4才以上の小人が1,000円です。
ぜひ、目の前で繰り広げられる恐竜たちの迫力のショーをお楽しみください。

ディノアライブ in ふくい勝山2015
場所 勝山市民会館
電話 0779-88-8117

古代エジプト美術の世界展 【HP

福井県立美術館でひらかれている「古代エジプト美術の世界展」にお邪魔しました。
通算来場人数が先日3万人を突破したそうですね。
やはりめったに見られないエジプトの美術品の数々ということもあってたくさんの方が見学に訪れていらっしゃるようです。

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さて古代エジプト美術の世界展はガンドゥール美術財団のコレクションとなる作品古いものでは5000年前の作品およそ150点が展示されています。
日本初公開です。

この展覧会を見学する前に予備知識として教えていただいたこと、それは古代エジプト人は、自分が死んでしまった後も、自分の命はずーっと永遠に続いていくんだと強く信じていたという点です。
現世と来世は連続した一体のもので自分の命が永遠に続くんだということを強く願って生きていたんでしょうね。
どの作品からもそういった古代エジプト人の信念が伝わってきました。

今回のエジプト美術の世界展は「ヒエログリフの魔術」「素材の魔術」「色の魔術」という3つの章により構成されています。
第一章のヒエログリフの魔術では、ヒエログリフという独特の文字が石などに刻まれた作品が展示されています。
ヒエログリフは象形文字のような形をしていまして、普段目にするもの人や動物や植物などを記号にかたどり、さらに音を表す文字もあってその数は6,000種類とも言われています。
またヒエログリフには魔術的な力があっていずれは生命を持って動き出すと信じられていました。ですから石碑やレリーフなどあらゆるものにヒエログリフは刻まれていて、その図解やデザインが読み解かれています。

そして第二章は素材の魔術。古代エジプト人は来世での復活を強く信じているので死後の世界に備えてさまざまなものをお墓のなかに一緒に入れたそうです。
つまり来世で復活したらそれらに命が吹き込まれて死後の世界に役に立つんだと考えられていたそうなんです。
ここでは、猫やライオンなどをかたどった作品、それから木材や貴金属など副葬品の貴重な数々が展示されています。

そして第三章は色の魔術、こちらのエリアで目を引いたのは、棺(ひつぎ)とその蓋ですね。
棺やその蓋には絵が所狭しとたくさん描かれていて実に美しいんです。
およそ3000年前の貴重なものなんですけども保存状態が良くて色もすごく鮮やかな状態です。
その中に埋葬された人の来世での復活を願って、現世と同じような豊かな生活ができるように、身の回りのさまざまな財産が絵でていねいに描かれているんですね。
非常にドキドキ、魅了される作品です。

めったに見ることができない貴重な機会ですのでまだ見ていない方はぜひお出かけください。
古代エジプト美術の世界展は今月30日まで福井県立美術館で開催されています。

福井県立美術館
住所 福井市文京3-16-1
電話 0776-25-0452