8/30 毎月恒例の読書会、開催！

こんにちは、飴田彩子です。
毎月最終週はラジオ読書会。

3人の出演者がそれぞれ推薦本を1冊ずつ提示。
出演者全員で合評します。


福井市在住の坪田眞理さん。推薦本はマリリン・ロビンソン著『ハウスキーピング』。


福井市美術館館長の石堂裕昭さん。推薦本は東野圭吾著『人魚の眠る家』。


福井県立図書館司書の小林香織さん。推薦本は森下典子著『日日是好日』。

『ハウスキーピング』
母方の祖父は鉄道橋の脱線事故で列車と共に湖に沈んでしまった。
そして母ヘレンが死を選んだのもこの湖だった。
孤児となった姉妹は、やがて奔放な放浪者の叔母と、
奇妙な三人暮らしを始めることになる・・・。
拠り所となる家を失った悲しみを、
息を呑むような美しい自然描写が静かに包み込みます。
篠森ゆりこさんの訳も素晴らしい。

『人魚の眠る家』
娘がプールで溺れたー。
病院で播磨夫妻を待っていたのは、
“おそらく脳死”という残酷な現実だった。
二人は、医者も驚く方法で娘との生活を続けることを決意する。
死について、そして生について、
あらためて考えさせられる作品。

『日日是好日～「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』
気がつけばいつもそばにお茶があったー。
お茶を習い始めて25年という著者が、
季節を五感で味わう喜びを綴ります。
この本を読むと、お茶を習いたくなります！！