こんにちは、飴田彩子です。
今回は、五千円札を飾る作家としておなじみ、
樋口一葉の代表作「たけくらべ」を取り上げました。
解説していただいた福井県立大学教授、木村小夜さん。
左は集英社文庫版、コミックのような表紙にビックリ（でも中身は擬古文ですぞ）。
右は松浦理英子さんの現代口語訳。
日本人なら誰でも知っている樋口一葉。
24歳で夭折した一葉は、家計を支えるために小説を書きました。
「たけくらべ」は、吉原遊郭近辺に住む少年少女が大人になっていく心の成長を描いた作品です。
といっても単なる青春小説ではありません！
吉原に住む子供たちにとって「大人になる」ということがどういうことなのか・・・
切なさと美しさを兼ね備えた一葉の代表作をぜひ。
今日お送りした曲は、端唄「茶摘み」、唄は根岸登喜子でお送りしました。
★次回予告★
作家・壁井ユカコさんをお迎えします。
代表作の一つ「2.43清陰高校男子バレー部」はなんと福井の高校が舞台！
2015/06/11（木）放送分
- 2015.06.11 Thursday -
