こんにちは、飴田彩子です。
今日は福井県立大学講師、浜本隆三さんをお招きし、
マーク・トウェインについてお話しいただきました。
今回取り上げたのは「ジム・スマイリーの跳び蛙~マーク・トウェイン傑作選(新潮文庫)」から表題作です。
「リオニダス・スマイリーの消息を訪ねてサイモン・ウィーラーの許を訪ねた私。
サイモン・ウィーラーは私を店の壁際に追い詰めて、
ジム・スマイリーという、動物を使って賭け事を楽しむ男について延々と話し始めた」
なぜ、こんなつまらない話を、マーク・トウェインは書いたのか!?
「マーク・トウェインは旅行記も面白いんですよ!」とおっしゃる浜本さん。
「ジム・スマイリーの跳び蛙」は実はマーク・トウェインの出世作なのです。
柴田元幸さんの日本語訳もいつものごとく素晴らしい。
今日お送りした曲は、
「Hard Hearted Woman/近藤房之助」でした。