こんにちは飴田彩子です。
今日のゲストは「越前朝倉氏追悼叙事詩 一乗貴妃伝」の著者、
西澤智子さんです。
これは、朝倉5代当主義景の側室少将の半生を通して、
朝倉氏の終焉を描いたものです。
「叙事詩」という形式をとっているので、
歴史書というより、文学作品として楽しんでいただけると思います。
現在、鯖江市惜陰小学校で教鞭をとっている西澤さん。
一乗小で勤務していた頃に、朝倉氏遺跡に出逢いました。
西澤さんの「女性の視点で描いてみたかった」という本書には、
平和への思い、ふるさとへの思いも込められています。
引用した和歌や古典も、西澤さんの創作に華を添えていますよ。
「越前朝倉氏追悼叙事詩 一乗貴妃伝」は福井新聞社ほか県内主要書店で販売中です。
今日お送りした曲は、
杵屋邦寿、松永鉄九郎によるデュオ「伝の会」の演奏で、長唄「虫の合方」でした。