こんにちは飴田彩子です。
今日は福井県立大学教授、木村小夜さんをお迎えし、
吉行淳之介の短編小説集『子供の領分』から「童謡」を取り上げました。
「吉行淳之介はドビュッシーが好きだった」と語る木村さん。
あらすじ:
高熱が下がらず入院することになった少年は、
どんどん痩せ続け骸骨のようになってしまう。
医師から転地療養を勧められた少年は生まれた土地に帰った。
すると今度はどんどん肥り始め・・・。
体重の増減を経験して
少年が「失ったもの」「新たに付け加わったもの」とは
それぞれ何だったのだろうか・・。
お送りした曲は、
ドビュッシー作曲『子供の領分』から「♪グラドゥス・アド・パルナッスム博士」でした。