こんにちは、飴田彩子です。
今日は福井在住の作家、宮下奈都さんをお迎えし、
新刊「つぼみ」についてお聞きしました。
2006年から2012年まで、光文社の雑誌に掲載された短編を一冊にまとめたもの。
宮下奈都さん。著作以外の話も楽しく、ついついおしゃべりに花が咲いて・・。
あらためてご自身も読み返してみたという奈都さん。
当時の感性を大事にしたいという思いから、
ほとんど加筆・修正はしていないそうです。
タイトルの「つぼみ」には、
「つぼみの人」=「これから開花する人、咲く日に向かって準備している人」
という意味が込められています。
それは大人になる前の少年少女という意味だけではなく、
年齢を重ねている人の中にもまだ花開いていない何かがきっと眠っている、
という意味も含んでいます。
いくつになっても、咲かせようというつぼみを心の内に持つことは
とても素敵なことですね。
今日お送りした曲は、奈都さんのリクエスト、
「♪ローズガーデン/リー・アンダーソン」でした。