こんにちは、飴田彩子です。
今日は、福井大学名誉教授、武生公会堂記念館館長の三好修一郎さんをお迎えしました。
“古典の中に登場する福井”
今回取り上げたのは『今昔物語集』から、
「利仁将軍若き時、京より敦賀に五位を将て行く語」。
芥川龍之介の「芋粥」のもとになった話です。
平安時代の末期に書かれたとされる『今昔物語集』ですが、
一般に知られるようになったのは江戸時代(元禄時代)になってからだそう。
日本だけではなく、中国やインドを舞台にした物語が、
なんと1000余りも収められているそうです。
「芋粥」はデザート的な食べ物だったので五位はスイーツが好きだったのかな?と語る三好さん。
この物語には敦賀が登場するんですよ!
芥川の「芋粥」とは解釈が異なりますが、
読み比べてみるのも面白いですよ。
今日お送りした曲は、
「♪E.E.E./Suchmos」でした。