こんにちは、飴田彩子です。
今日は小浜市にある山川登美子記念館をご紹介しました。
この記念館は平成19年にオープン。
生前、登美子の身の回りにあった品や歌稿などが展示されています。
山川登美子は小浜出身の女流歌人。
与謝野晶子らと同時代に活躍しましたが
29歳という若さで亡くなりました。
登美子個人の歌集・詩集はありませんが
与謝野晶子、増田雅子との合同詩集「恋衣」には、登美子の歌が131首おさめられています。
インタビューに答えてくださった学芸員の中田那々子さん。
3/21まで春の企画展「登美子と亮Ⅱ」開催中。亮は登美子の弟。
登美子終焉の間。
廊下から見た庭。立派なお庭ですね。
記念館玄関の石碑には登美子の辞世の句が刻まれています。
辞世の句「父君に 召されていなむ とこしへの 春あたたかき 蓬莱のしま」。
登美子は「しろ百合の君」と呼ばれていましたが、そのきっかけになった歌。
「髪ながき 少女とうまれし しろ百合に 額(ぬか)は伏せつつ 君をこそ思へ」。
楚々とした容姿とは真逆の、激しい恋の歌もたくさんあります。
太く短く生きたのでしょうか。
今日お送りした曲は、
「無造作紳士/ジェーン・バーキン」
「No One Knows I’m Gone/スカーレット・ヨハンソン」
「アマポーラ/アリエル・ドンバール」でした。