こんにちは、飴田彩子です。
今回の空飛ぶ文庫は、福井県立大学准教授の長岡亜生さんをお迎えし、
アメリカのノーベル賞作家、ウィリアム・フォークナーの短編「エミリーにバラを」を取り上げました。
「フォークナーは難しいのでまずは短編から」とおっしゃる長岡さん。
フォークナーは主に、アメリカ南部の人々の暮らしを小説の題材にしました。
作品からは、貧富の差、人種差別など、南北戦争後のアメリカ南部の悲しみが伝わってきます。
ノーベル賞受賞にもつながった長編作『響きと怒り』『サンクチュアリ』『八月の光』は彼の代表作。
♪今日お送りした曲は、「St Louis Blues/Bessie Smith」でした。
★次回予告★
毎月恒例のラジオ読書会。
取り上げる本は、
「ポッキーはなぜフランス人に愛されるのか?/三田村蕗子著」
「吉田松陰と久坂玄瑞/河合敦著」
「虫捕る子だけが生き残る/養老孟司・池田清彦・奥本大三郎による対談集」です。