ケアモアでは、介護や福祉に関するお話を、
今回は、「TeamUD」から、 乾陽子さんと北川愛子さんにお越し頂きました。
皆さんは「ディスレクシア」=識字障がいについてご存じですか?
ディスレクシアとは、デジタル化された文字の書体(フォント) の種類によって、 文字が判断しにくくなる症状がある障がいのこと。
文字が崩れて見える、文字全体がにじむように見える、
そこで考案されたのが「UDフォント」です。 UDとはユニバーサルデザイン、つまり、 全ての人のためのデザインのこと。「UDフォント」は、 文字の切れ目や囲まれた空間をはっきりさせたり、 ひらがなの濁点をしっかりはなれさせたりと、 似たシルエットの文字の判別をしやすく工夫された文字です。
そしてUDフォントの利用を推進しようと結成されたのが、 今回お話を伺った「TeamUD」です。「UDフォントだより」でUDフォント情報や利用方法の紹介をするなど、ディスレクシアについて知ってもらうための発信をされています。
また今後は障がい福祉課にて、 フォントの購入の助成金を使用してバックアップなども行っていく 予定だそうです。
「UDフォントだより」をご覧になりたい方は、「福井SDGs UDフォントだより」で検索してください。詳しくは福井県障がい福祉課までどうぞ。
情報発信をする時は、ぜひ伝える工夫のひとつとして、 UDフォントも活用してみて下さい。