ケアモアでは、介護や福祉に関するお話を、様々なゲストをお招きして伺っています。
今回は福井県家庭養護推進ネットワーク・愛称「福さと」から、事業部長の芝 康弘さんにお聞きしました。
福井県家庭養護ネットワーク・「福さと」では、様々な事情があり親御さんのもとで育てられなくなったお子さんを、施設や家庭などにつなげる事業や、制度を皆さんに啓発する活動を行っています。今回はその中の一つ「里親制度」について詳しく教えて頂きました。
里親制度は、何らかの事情で育てられなくなったお子さんを、里親さんのもとで育てることで、家庭という環境の中での健全な育成をはかるものです。
両親の病気や虐待などその理由は様々ですが、現在福井県内では200人ほどのお子さんが里親さんのもとで暮らしています。
里親制度のなかでも、いずれ養子に迎えるためのものや、親御さんのもとへ帰る前提のものなどがあり、内容によって里親になる条件も変わってくるとのこと。
福さとでは、実際に里親になる際の面談に立ち会い、講習会や手続きの流れの説明、里親になったあとの相談も受けておられます。里親になった方からは、お子さんの成長に関しての嬉しい情報もたくさん届いているということです。
里親について知りたいという方は、福井県家庭養護推進ネットワーク フォスタリング事業部「福さと」までご連絡ください。
電話番号は 0776-50-3672です。
また6月24日(土)13:00~14:30には、オンラインで里親制度についての説明会が行われます。参加したいという方は、電話またはホームページの専用フォームからお申し込みください。説明会の締め切りは6月19日です。