2025.6.23 「株式会社プロダクト・マイスター」

ケアモアでは、介護や福祉に関するお話を、様々なゲストをお招きして伺っています。

毎月、第四月曜日のケアモアでは、「株式会社プロダクト・マイスター」をご紹介しています。



「プロダクト・マイスター」は、「モノづくりの人材育成を通じて、社会と地域に貢献すること」をミッションとして、様々なモノづくりの作業を担う会社。春から、福祉事業所と企業をつなぐ、新しい事業がはじまっています。

今月も「株式会社プロダクト・マイスター」から、代表取締役の渡邉 義信（わたなべ・よしのぶ）さんにお話をお聞きしました。

現在、どの業界でも課題となっているのが人手不足についてです。それは製造業もれいがいではありません。そんな中で、株式会社プロダクト・マイスターでは、自社工場で製造ラインを丸ごと引き受けたり、企業に人が出向く形で作業を担ったりという事業を行っています。

また福祉事業所から来られている皆さんも様々な分野でお仕事をされていて、組み立てや点検作業など、それぞれが得意な分野を担当されています。

ただ企業の皆さんからは、福祉事業所の皆さんと働くにあたって、その環境に課題を感じ、相談されることも多いそうです。今回はよく相談を受ける内容についてお答えいただきました。

①新しい人を受け入れるに当たって作業を教える人を割かないといけないが、それができない

→この部分はプロダクト・マイスターが担うのでご安心ください。

②福祉事業所の方の仕事の様子・能力がわからない

→福祉事業所の皆さんには、まずプロダクト・マイスターの中でお仕事をしてもらって、それぞれの能力を把握したうえで、企業の方やお仕事されるご本人にもしっかりと説明をさせていただく。万が一合わない場合は戻ってきてもらい、会社として対応することが可能です。

③急に休まれたり、仕事を習得するまでに時間がかかったりするイメージがある
→この点に関しては、やはり福祉事業所の方はハンディをお持ちなので、急に休むことがあったり、一週間フルで入るとが難しいこともありますが、個人によって異なってくる。お仕事の習得に関しても個人差が大きい部分はある。ですので、まずはプロダクト・マイスターで、ご本人のやる気や体調・スキルを理解した上でご紹介させていただくが、企業の皆様にはそのあたりの視野を広げて頂けるとありがたい部分ではあります。

この他にも個別に発生する課題に関してはご相談だけでも、受け付けています。ぜひお気軽に、ホームページにお問い合わせフォームからご連絡下さい。