ケアモアでは、介護や福祉に関するお話を、様々なゲストをお招きして伺っています。
今回は、東京に拠点をおく株式会社THE PHAGEから、徳永翔平さんにお聞きしました。
THE PHAGEは東京に拠点を置く、 医療やヘルスケア製品の開発や研究を行っている企業です。 現在は、センサーを用いて取得した情報や、 皆さんの健康診断の結果をもとに、 血糖値の予測をするAIの開発などを行っています。 また医療ヘルスケア企業へのコンサルティング事業や、 データを用いた栄養指導なども行っています。
そんな「THE PHAGE」は今年2月に、福井県と、 保健医療分野でのAI開発やDX推進に向けた連携協定を結びまし た。現在医療分野でもAIは様々な形で使われていますが、 例えばウェアラブル端末で生体情報をとり、 そのデータを使って身体の見えない部分の予測ができる。 血糖値に関しても、 こういった機能を活かして予測し生活改善につなげていくことがで きるそうです。
福井県では糖尿病の患者を医者がカバーしきれていない部分があり 、患者さんはもちろん、 医療従事者の皆さんを助けるという目的も。
方法は、センサーを付けたうえで食事を記録してもらうこと。 ここから食事と血糖値が上がる瞬間の情報がまとまったものを50 食分ほど作ってもらい、今後は5, 000人規模のデータを集めて、 福井県の結果として公表していく予定です。
THE PHAGEについて詳しくはホームページをご覧ください。