ケアモアでは、介護や福祉に関するお話を、様々なゲストをお招きして伺っています。
今回は「カンガルークラブ福井」から森田知代さん&
カンガルークラブ福井は、 低出生体重児のママたちが参加されているサークルです。 小さく生まれたお子さんを持つママたちが、 同じような思いを体験されたママとお話することで、 不安で押しつぶされそうなママが少しでも元気になれたら・・ という思いから作られました。
現在は、月に一度開催されるお話し会や、10月に行っている「 小さないのちの写真会」などの活動をされています。
そのカンガルークラブ福井が福井県と取り組んでいるのが、「 授乳・搾乳室マーク」。 県と当事者サークルが共同で作成したのは全国で初めてのことだそ うです。
「搾乳」とはママが母乳を自分でしぼること。 赤ちゃんに届けるためや、 母乳が出すぎるなどしたときに必要になる作業です。
しかし現在外出先で搾乳が必要になった場合、ママたちは車や、 捨てる母乳であればトイレなどで搾乳していて、 安心して搾乳できる場所は少ないとのこと。
そこで考えられたのが「授乳・搾乳室マーク」です。 例えば授乳室のような場所にこのマークをつけることで、 赤ちゃんが一緒にいなくても、 ママが部屋を利用しやすくなるとのこと。
利用したいという方は、福井県のホームページをご覧頂き、 まずは申請を行ってください。 そのあとにマークをダウンロードして使うことが出来るようになる そうです。
ママたちが安心して授乳・ 搾乳ができるようにご協力をよろしくお願いします。