エレファントカシマシ宮本さん 電話インタビュー後記

今月もsmoothに耳を預けてくださったリスナーのみなさん

ありがとうございました。

月を跨ぐ前に

先日オンエアーした

エレファントカシマシ　宮本浩次さんへの

電話インタビューのこと

綴っておきます。

改めて、今回お忙しい中

電話という形でもインタビューに応じてくださった

宮本さんに感謝いたします。

 

インタビューするにあたって

事前に送っていただいたＮＥＷアルバム「ＲＡＩＮＢＯＷ」に耳を通し、

これまでの音源も 再度聴き返し、

それらの音源を聴きながら

その時のインタビュー記事を読み

もう一度エレカシの歴史を自分の中に刻みなおしました。

そして、今回のインタビューでは、

☆エレカシファンのみなさんが

宮本さんに聴きたいことは何だろう？

☆新作「ＲＡＩＮＢＯＷ」の良さをリスナーさんに知ってもらいたい

☆福井とエレカシをもっと強く結びたい

という３つの想いを持って質問構成を作りました。

いざインタビューの日。

自分自身もエレカシ世代ど真ん中の人間なので

極度の緊張でしたが、

いざ電話を繋ぐと

宮本さんが「こういった電話でインタビューという形は

あまりしたことがないんですが、面白そうだと思って！

今日は山田さんよろしくお願いします！」と

開口一番

とても真摯に優しいご挨拶をいただき

場が一気に和みました。

インタビューをお聴きになった方は

ご存知だと思いますが、

エレカシは福井にまだ上陸したことがなく

宮本さんご自身も福井についての知識があまりなかったので

冒頭それをそのまま隠すことなく話してくださったんですが

どうにも、インタビュー中盤まで宮本さんは

福井についてうまく答えられなかったことが

頭から離れなかったらしく

別の話を進めている途中に

「いやーさっき　うまく福井のこと答えられなかったのが

尾を引いていまして・・・

でアルバムの話でしたっけ？」と。

この言葉を耳にして、宮本さんの真面目さと

こちらの言葉を全て受け止めてくださる方というのが分かり

その後は一層、

真っ直ぐに宮本さんに質問させていただき、

そしてどの質問にも誠心誠意答えていただき

意思の通い合ったインタビューになりました。

最後には、宮本さんの方から

「これをきっかけにして

必ず福井にコンサートもしに行きたいと思います！」と

おっしゃっていただき、

嬉しくて、スタジオの机の下で小さくガッツポーズをしたのは

いうまでもありません。

福井のエレカシファンのためにも

福井でのコンサート実現して欲しいなと思っています。

 

自分自身もちょうど

生きていくことに対して

喜びばかりでなく

悲しみのようなものを抱える歳になってきたこともあり

このエレカシのアルバム「RAINBOW」は

とても大きな存在です。

宮本さんが老いを受け入れたことで

感じたことをこのアルバムの曲から知ることができ

それはまるで道標のよう。

これからもずっと聴き続けていきたいアルバム。

２０１６年このアルバムと出会えて

心から喜びを感じています。

宮本さん　次はぜひＦＭ福井のスタジオにも

いらしてください。

またその時も、まっすぐに丁寧に

宮本さんの中にある想いをおききしたいと思います！