越前町(旧織田町)の下河原地区で50年に渡って活動を続けてきた下河原読書会をご紹介しました。
代表の大川寛子さん。設立時の代表は大川さんの母・キヨノさんでした。
毎月一回、集落センターに集まって、課題図書について皆で語り合います。
集落11軒の専業主婦の親睦をはかるという目的もあります。
本が仲間同士の絆を固いものにしてくれたんですね。
キヨノさんの代から続けてきた記録ノート。
これを見ればいつ、どんな本を読んだか分かります。
下河原読書会のメンバーの年齢層は60~80代。
いくつになっても本を読みたい、新しいことを知りたい、という探究心があるのは素晴らしいこと。
見習いたいものです。
≪私の一冊≫
福井青年劇場の内田博子さん。
内田さんのオススメはドリアン助川著「あん」。
「あん」とは「餡」のこと。
餡のように甘すぎない展開と結末が読者を待っていますよ!
お送りした曲♪は、
ギタリスト・大萩康司の最新アルバム「ノクターナル」から、
ジョン・ダウランド作曲「甘い愛が呼んでいる」「彼女はいいわけできようか」でした。
ジョン・ダウランドはルネサンス後期に活躍した作曲家です。