こんにちは、飴田彩子です。
今日は、福井県立大学教授、木村小夜さんをお迎えし、
芥川龍之介「地獄変」を取り上げました。
今年は芥川龍之介没後90年。
「地獄変」は、地獄変の屏風絵を完成させるために、
娘を見殺しにする天才絵師・良秀の物語。
「芸術を取るか?!それとも、道徳を取るか?!」という視点で語られることの多い作品ですが、
今回は別の視点(良秀は娘を犠牲にする覚悟があったかどうか、完成した絵は完璧だったかどうか)から
物語を紐解いてみました。
7/24は芥川龍之介の命日・河童忌。「芥川の河童の絵はなかなか上手いんですよ」と語る木村さん。
新聞連載中から芥川は、
「大袈裟なんで、書いていても何だかねえ…」と既に反省モードだったとか。
思わずエンタメに走りすぎたのでしょうか。