今日のゲストは、福井市清明地区の城山で自然活動などしている
「まち工房・清明」から代表の中川英治さんにお話を伺いました。
まち工房の活動の原点は、なんと言っても地区内にある城山(202mじょうやま)周辺をフィールドとした自然観察会。
こういった「地域」を舞台にした活動を継続していて、今年、設立20周年を迎えました。
自然環境保護や保全を通して「資源の循環」の大切さを知り
「資源循環型社会の構築」という分野で活動を掘り下げたことがSDGsに関心を持ち、伝える活動を始めたきっかけだったそう。
「環境」「社会」「経済」の三要素の調和を考え、
トレードオフといった環境を互いに理解し認め合うことが第一歩ではないかと話す、中川さん。
そのためにも持続可能な社会の担い手を育む教育(ESD)が大切だと考え、
これからも清明地区に限らず
「あなたは子どもや孫の世代に何を残しますか?」
と問いかけて理解を広めていきたいと意気込みを語ってくれました。
まさに「ローカルSDGsの担い手」。
草の根の活動は、かならず実を結ぶはず!