今回は、株式会社五十嵐製紙で和紙職人として活躍する谷田和音さんにお越しいただきました!
谷田さんは、越前和紙の製造工程で出る端材に着目し、それを再利用した新たな商品「わしまる」を開発。
「わしまる」は、和紙とアニマルを掛け合わせた名前で、
和紙の質感を生かしながら、手のひらサイズの可愛らしい動物の人形に仕上げられています。
しわや破れのある和紙を紙粘土にして、一つひとつ手作りで制作。
子供のころから絵を描くことが好きだったという谷田さん。
妹のために何かを作って喜ばれることが嬉しかったという経験が、今の創作にもつながっています。
京都で日本画を学んでいた際に、使用していた紙が福井の越前和紙だと知ったことをきっかけに、
地元の伝統に魅せられ、和紙職人の道へ進まれたそうです。
「わしまる」は、福井の工芸品を扱う「sava!store」(鯖江本店・福井駅前店)にて販売中。
五十嵐製紙では限定デザイン「ほんわかあにまる」も展開されています。
作品や活動の様子は、Instagram(@たにだかずね)や「わしまる」の公式ホームページでも発信中です。
「わしまる」を通じて、小さな子どもたちに和紙の魅力を伝えたいという谷田さんの活躍に今後も注目です!