福井県では、令和3年3月に「福井県多文化共生推進プラン」を作成。
「多文化共生先進地ふくい」の実現を目指しています。
多文化共生に取り組む個人・団体の連携促進や、福井県内の機運醸成に向けて、
「外国人」の地域おこし協力隊を募集しました。そして昨年9月に委嘱。
「ふくい多文化共生プロモーター」として活動を始めたのが、
アメリカ出身の キャサリン・コーネリアスさんです。
(キャサリンさんは「マイ・ケミカル・ロマンス」の大ファン。ツアーグッズであるニットキャップでインタビューに答えてくれました。)
学生時代から様々なプログラムやホームスティで日本に留学をしていたキャサリンさん。
滋賀でお仕事をしていた際に、福井県に観光に来たことをきっかけに、福井県で働きたい!と希望し、
5年間 大野市でALTとして勤務されていました。
そしてこの度、福井県の「ふくい多文化共生プロモーター」に委嘱。
福井県に住む外国人と、地域をつなぐ役割を担っています。
福井県民の「国際化に対する意識は低いと感じる」とキャサリンさん。
インバウンド需要を見据えた外国人への対応策は少しずつ整ってきているものの、
福井県に「住む」外国人と、日本人との交流は、まだまだ道半ば。
交流会を開催したり、理解を深めるイベントなどを行っていきたいとの事。
キャサリンさんは言います。
「まずは、外国人からあいさつされたら、あいさつを返してほしい」
返さない人がいるのかと驚いてしまいましたが、
いきなり挨拶をされたりすると、驚いてしまって、そのようなこともあるかもしれませんね。
私たちは、生まれた国は違えども、同じ人間です。
あいさつから、交流を始めましょう。