今回はNPOみるみえるから理事長の加藤裕之(かとう・ひろゆき)さんにお越しいただきました。
NPOみるみえるは、
みること
みえること
たいせつなこと
をキャッチフレーズに「眼鏡も含めた『みるみえる』を守り・育てる活動」を4つの柱で実践してきました。
4つの柱とはこちらです。
① 弱視の早期発見早期治療の啓発活動
② 読み書き、球技の苦手なお子さんの見え方の周知活動
③ 目の健康体操、スポーツビジョン、ビジョンヨガ講座開催
④ 交通安全を含めて目の使い方の実技指導
この柱を軸に、「こどもの健康『目の体操』」「目と姿勢の健康講座」プログラムを確立して、
鯖江市を中心に福井県内で講座を行ったり、3歳児検診や幼児向け講座で「見え方チェック表」を使い、斜視や弱視の早期発見をし、
学習障害(LD)につながる要因を見つける手助けができるよう、力を注いできました。
現在、NPOみるみえるはクラウドファンディングを実施中です。
https://readyfor.jp/projects/mirumieru
2020年度の学校保健統計調査によると、
裸眼視力が1.0未満の割合が小学校全体で37.52%と過去最多となっています。(出典元:文部科学省 学校保健統計調査 令和3年度(確報値)の結果の概要)
今回のクラウドファンディングは、
「『3つの20』習慣付けの啓発活動」を展開し、
幼少期のお子さんが大好きな紙芝居を通じ、幼稚園、保育園で普段接している先生から楽しく学んでいただく事で、
小さいお子さんの近視の予防に貢献することを目的としています。
そもそも『3つの20』啓発運動とは何かご存じでしょうか?
①近くを20分見たら
②20フィート(6メートル)
③先を20秒間見る
この『3つの20』の習慣付けることです。
日常生活で歯を磨くように習慣になれば、今までと同じ生活でも近視が進む度合いはぐっと遅くなります。
もちろん、子ども達だけでなく、大人も一緒に取り組むと視力維持に役立ちます。
この「3つの20」を子どもたちにも理解してもらうための「紙芝居」を現在制作中です。
9月には発表できる予定となっていますので、楽しみにしていましょう!