【34回戦「ｼｮｺﾗﾑｰｽｼｬﾙﾛｯﾄ」】ｱｲｱﾝ試食人：杉本正廣さん（泰鳳堂）

クリスマスまで残すところ1カ月余りになりました。クリスマスケーキの準備はできましたか？

僕は洋菓子メーカー不二家、関西の拠点である「茨木工場」で大学生4年間アルバイトをしていました。配送部門で働いており、毎日製造部門で作られる膨大なケーキを店舗ごとに仕分けし、トラックへ積み込む作業を担当しました。最も忙しいのは、文句なくクリスマスシーズン。特に20日～24日はほぼ徹夜でケーキの仕分けをします。工場近くの倉庫を借り、学校の体育館の倍はあるであろう倉庫内で黙々と深夜まで仕分けをし積み込みます。そのケーキの数は1万以上。それを10数名の大学生のアルバイトで仕分けます。敵は「寒さ」。12月下旬の倉庫、もちろんケーキが傷むので暖房をつける訳にいきません。そう、僕の大学時代のクリスマスの思い出はイコール「不二家での4年間」です。

さて、アイアン試食人は泰鳳堂の杉本正廣さん。実はご近所さんで、よくお世話になっています。我が家はお土産に「ミモザ」をよく利用させて頂いています。挑戦したのは「ショコラムースシャルロット」。実は初めてシャルロットを最初に食べたのは、その不二家のバイト時代。シャレたケーキだなぁと当時思っていましたよ。試食の結果杉本さんからの評価は残念ながら★１個！シャルロット生地がパサパサ過ぎることと、ムース部分がムースばかりでインパクトになるものがないとのこと。ビスキュイを挟むなど味に変化がないと飽きちゃうとの指摘でした。ありがとうございますした！！キビシー！！