こんにちは、飴田彩子です。
今年は谷崎潤一郎没後50年。
今週と来週2回にわたって谷崎文学について取り上げます。
一回目の今日は谷崎の人生と彼の作品全般について。
お話は福井県立大学教授、木村小夜さんです。
さすが日本を代表する文豪。いろんな専門書が出ています。
耽美派・谷崎潤一郎の文学には私生活(女性関係)が大きく影響していました。
結婚も三回しています。
三人目の妻となった松子さんの存在が、あの名作「春琴抄」を生みました。
今日お送りした曲は、「オンブラ・マイ・フ/チョン・セフン」でした。
この曲は、谷崎潤一郎原作、市川崑監督作品「細雪」の劇中で使用されました。
(映画ではインスト・バージョンが使用されていた)
満開の桜が映し出される中、流れてきたこの曲・・・桜の季節も、もう目の前ですね。
★次回予告★
谷崎潤一郎の代表作「春琴抄」を取り上げます。
お話は、福井県立大学の木村小夜さんです。