今回は、福井工業大学 笠井利浩教授に、現在、製品が完成した「雨水ドリンク」について伺いました。
笠井教授がこの10年研究し続けている「雨水」。
その雨水を、生活用水として活用するプロジェクトを、遠く長崎県の五島列島で始動させたのが『五島列島赤島活性化プロジェクト』。
自身の研究室とデザイン学科の近藤研究室の学生たちと共に2017年からスタートさせ、3年間に渡って雨水を使った給水システムを完成させました。
このプロジェクトを超え、次に目指したのが、「雨水を飲料水として活用する」という事。
雨水を原料にした甘いサイダーやソーダ(炭酸水)などを、販売が可能な品質で製造できる工程をこのほど確立しました。
そして出来上がったのが、雨水サイダー・雨水ソーダ・雨水ウォーターの3種。
原料の雨水は、一般社団法人・全国清涼飲料連合会から指示された、食品衛生法に基づく45項目の水質基準をすべてクリア。
雨水サイダーを実際に飲んだサマンサさんの反応は・・・・
「うわっ!美味しい!なめらかで軽い飲み心地!」
パッケージも一新して、今後、様々な場所で販売されるそうなので、
見かけたらぜひ手に入れて、その味を確かめてみてください。