ケアモアでは、介護や福祉に関するお話を、
今回は、福祉健康部保健衛生局 地域保健課・保険支援係から内山哲治さんにお聞きしました。
皆さんは、自殺のサインに気付き、適切な声掛けができる人、「 ゲートキーパー」をご存じでしょうか。ゲートキーパーは、 自殺をとめる命の門番という役割ができる人のこと。 しかしこれは特に資格があるのものではなく、 困っている人に気付いたとき、その方の悩みを聞いて、 その人のために何かをしてあげたいと思うことが出来れば、 誰もがゲートキーパーになることが出来ます。また福井市では、「 ゲートキーパー養成研修会」も行っていて、 ゲートキーパーとしてのノウハウを学ぶこともできます。
ゲートキーパーが行うのは主に4つのことです。
1番目に「悩みを抱えているひとに気付く・話しかける」
2番目に「悩みを抱えている人の話をきく」
3番目に「専門機関につなぐ」
4番目は「みまもる」です。
いつもと違う様子や行動・発言にきづいたとき、 別れをほのめかしたり、 アルコールや薬物の乱用などが見られたときは、 それが自殺のサインになっていることがあります。
そして、 ご本人が相談にいけたときには「相談に行けてとかったね、 お疲れ様」など、継続して気に掛ける「みまもる」 ことも大切だというお話でした。
ゲートキーパーの研修会については、今後、 市政広報やホームページで情報を発信していく予定。 またゲートキーパーについて詳しく知りたいという方も福井市のホ ームページでご覧ください。
https://www.city.fukui.lg.jp/fukusi/sfukusi/soudan/soudanmadoguti.html