ケアモアでは、介護や福祉に関するお話を、
今回は「TONKAN terrace」の黒田悠生さんにお聞きしました。
皆さんは「自助具(じじょぐ)」をご存じでしょうか。
自助具とは、障がいや病気などによる麻痺、 加齢による身体能力の低下を原因とする、 動作の困難を補うための道具や装置のことで、
身体の不自由な方の自立を助け、 可能な限り自分で簡単に行えるように補助し、 日常生活をより快適に過ごせるように考えられたものです。
黒田さんはその自助具を、3Dプリンターで制作されています。
自助具は、 それぞれが持っているハンディや必要な機能にあわせて作られます が、現状では、専用の道具ではフィットせず、 身近な道具で手作りしている方も多いそうです。
3Dプリンターでは、 QRコードなどですでに作られた自助具のデータがあり、 それを読み込ませることで誰でも簡単にできるとのこと。 そのデータも無料で利用できたり、 少しデータを変更することで自分に合った大きさで作ることができ たりと、よりその人に合わせた自助具を制作することが可能です。
黒田さんはご自身でも制作をされていますが、 医療関係者や身近な方に作ってもらうことで、 よりその方にフィットした自助具が作れると、 3Dプリンターでの制作方法を教えることもされています。
3Dプリンターで自助具を制作したい・ 作り方を教えてほしいという方は
「トンカンテラス」で検索して、ホームページをご覧ください。