福井県庁の職員である岩井渉さんにお越しいただきました。
岩井さんは、38歳にして課長級相当の役職である「ディレクター」に任命されています。
なんのディレクターなのかというと・・・・
岩井さんがお持ちの冊子は「福井県環境基本計画」。
ココにもとってもかかわりの深い「カーボンニュートラル」のディレクターなんです。
皆さんも2020年10月の臨時国会で「2050年カーボンニュートラル宣言」が行われて以来、
メディアなどでもこの言葉が取り上げられることが多いので、見聞きする機会が増えているのではないでしょうか。
カーボンニュートラルとは、「温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」ということです。
「排出を全体としてゼロ」というのは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」から、
植林、森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。
世界の平均気温は2020年時点で、工業化以前(1850~1900年)と比べ、既に約1.1℃上昇したことが示されています。
このままの状況が続けば、更なる気温上昇が予測されています。
こうした状況は、もはや単なる「気候変動」ではなく、私たち人類や全ての生き物にとって
生存基盤を揺るがす「気候危機」とも言われています。
【気候危機を
企業単位だけでなく、私たちが、個人でできる事もたくさんあります。
カーボンニュートラルディレクターは、こういった企業や個人への
カーボンニュートラルの周知や学びの機会の創出、を担う役職。
これからの「カーボンニュートラルディレクター」岩井さんに大いに期待です!!