こんにちは、飴田彩子です。
福井県立美術館で現在、開催中の企画展「福井の小コレクタ運動とアートフル勝山の歩み」をご紹介しました。
2/8(日)まで福井県立美術館で開催中。
「小コレクター運動」というのは、作品を購入することで、若き芸術家を支援しようという運動のこと。
1952年に、美術教育団体「創造美育協会」を設立した美術運動家、久保貞次郎が提唱し、全国で展開されます。
福井では、同協会福井支部のメンバーがこの運動に傾倒していきました。
また1978年には、この運動が浸透した勝山に「アートフル勝山の会」が発足し、
展覧会や、作家を招いての講演会を実施し、作家と地域の人たちの交流をはかってきました。
素晴らしいアートも、見る人がいなければ浮かばれません。
芸術家や名作の後ろに、彼らを支えた人たちがいたことを忘れてはなりません。