ケアモアでは、介護や福祉に関するお話を、様々なゲストをお迎えしてお伺いしています。
今回は、カナリアハウスの横山奈保子さんにお聞きしました。
化学物質過敏症とは、 生活環境の中にある微量な化学物質が体内に入り、 心身の不調を起こすもので人によって、その症状は様々です。
普段の生活の中で使われているごく微量の洗剤や香料・柔軟剤・ 整髪料やシャンプー・除菌剤のほか、 新しい家具や車からの化学的なものの揮発、建材、 農薬や添加物を使った食品などに反応。また発症は、 長年の化学物質の蓄積やストレス、 環境などが組み合わさっていることが多く、症状としては、 頭痛やめまい・吐き気・呼吸のしづらさ、 倦怠感や思考低下などがあるそうです。
実は横山さんご自身も、 化学物質過敏症と診断されたおひとりです。16年前に、 いつも使っていた薬である日急激な症状が出ましたが、 診断が出るまでには4年近くの時間がかりました。
横山さんは現在、 カナリアハウスで化学物質過敏症に対応した商品を開発・ 製造されています。特に外出に必要なマスクは、 市販のものが使えないため、生地からこだわった商品を開発。 形や機能だけでなく、 きれいに自然に見えるということも考えられた商品です。
カナリアハウスのホームページでは、 こういった商品の販売を行っているだけでなく、 化学物質過敏症や、香りで体調を崩す「香害」 についての情報も発信されています。
今回は横山さんはスタジオまでお越しいただきました。 周りの環境や、 皆さんの協力によって改善することもあることも知って欲しいと、 横山さんはお話してくださいました。
皆さんもぜひ一度ホームページをご覧ください。








