ケアモアでは、介護や福祉に関するお話を、様々なゲストをお迎えしてお伺いしています。
今回は「一般社団法人 福井県家庭擁護推進ネットワーク 里親支援センター 福さと」から、センター長の水野正伸さんにお聞きしました。

「里親制度」とは、健やかな育ちの場を必要とする「 子どもたちのための制度」です。何らかの事情により、 家庭での養育が困難なお子さんを家庭環境の下での養育を提供する もので、「養育里親」「専門里親」「縁組里親」「親族里親」 の4つの形で行われています。資格などは特になく、 どなたでも里親になることができます。
福井での、令和6年度末の里親登録数は179世帯です。
その中でも実際に里親としてお子さんを養育しているのが31世帯 で、お子さんの数は46人。里親の委託率としてはおよそ23% で、 多くのお子さんたちは児童養護施設などの施設に入っています。
「福さと」はそのお子さんたちとなる里親の皆さんに対して、 里親登録に関わる研修や、登録後のこと、 また里親同士の交流の機会をもうけるなど、 里親になる前から後まで、一緒に歩んでくれる施設です。
里親家庭の養育を通して、子どもたちはもちろん、 里親さんからも「 子どもがいるからこそできる体験や気持ちがある」 というお話しがあるそうです。
まだまだ里親登録数も増やしていくためにも、
里親に興味がある方、お話を聞いてみたいという方は、 ぜひ一度お電話ください。電話番号は、0776-50- 3672です。










