ケアモアでは、介護や福祉に関するお話を、様々なゲストをお招きして伺っています。
今回は、福井県摂食障害支援拠点病院」から、
「摂食障害」とは、ただ体重の少ない状態を指すのではなく、 食べることを中心に色々な問題があらわれる病気のことです。
食事に関する極端な行動や考え方の変化があらわれ、 極端に食事を制限する「神経性やせ症」や、 短時間に大量の食事を摂る「神経性過食症(過食症)」 といったものがあります。
身体の見た目や体重へのこだわりが強く、 自分を厳しく評価する傾向があるのが特徴で、 特に10代から20代の若い世代の方が多いそうです。
栄養が不足すれば、体重の著しい減少のほか、貧血や低血圧・ 心臓の負担増加・骨密度の低下など、様々な健康問題が。また、 生理が止まることや、命の危険につながることも。 逆に過食が続くと、胃腸の不調や、むくみ・糖尿病・ 高血圧といった生活習慣病のリスクが高まることもあるそうです。
また摂食障害は本人が気づきにくいため、 周りの人が気づくことも大切です。
・食事の量や内容が極端に変わる
・体形や体重に対するこだわりが強くなり、気にする発言が増える
・食事後すぐにトイレに行く、過度な運動をする
・疲れやすくなり、気分の浮き沈みが激しくなる
こういった症状があるときは、一度専門家にご相談ください。
相談窓口 電話 0776-61-8759
また3月13日には、県民公開講座が行われます。
摂食障害のタイプや、初心者のかたにもわかりやすい、 摂食障害について理解を深めることができる講座です。 どなたでも参加できますので
福井県摂食障害支援拠点病院のホームページからお申し込みくださ い。