ケアモアでは、介護や福祉に関するお話を、
今回は、フリースクール「福インクル学園」について、 一般社団法人「福インクル」の八杉有飛さんにお聞きしました。
「福インクル学園」は、 誰一人取り残さない居場所造りを目指して作られたフリースクール です。フリースクールとは、 学校に行きづらいと感じている子どもたちを支援する場所。「 福インクル学園」では、子どもたちがやりたいことを実現し、「 存在してもいい」と思える場所づくりを行っています。
「福インクル」とは、福井とインクルーシブを掛け合わせた名前。 障がいなどを持っている子もそうではない子も、 一緒に過ごしていこうという思いを込めてつけられたそうです。
福インクル学園では、 子どもたち自身がその日の予定を立てています。 午前中自分たちが課題だと感じていることを、 そして午後は自分たちがやってみたいことになんでも取り組んでよ い時間です。昼食の時間も自分たちで献立を決めて買い物に行き、 一緒に作ります。
また他にはない取り組みとして「音楽」も。 ドラムやギターなどが施設の中に置いてあり、 なんと誰でも自由に演奏できるそうです。
基本的に活動は、 あわら市の新郷小学校という廃校になった学校での活動を、 水曜日に行っています。また月に一度、日曜日の活動もあり、 この日は教室を飛びだして子どもたちの行きたい場所に行きます。
県外に行ったり、 音楽を教えてもらいに音楽スタジオに行くこともあり、子どもたちは日々、自分ができることが増えていっています。
福インクル学園に興味がある、行ってみたいという方は「 福インクル」で検索して、各種SNSをご覧ください。 お電話の方は、070-9011-1496までどうぞ。
2月は21日(水)、25日(日)、28日(水) に開催予定です。