ケアモアでは、介護や福祉に関するお話を、様々なゲストをお招きして伺っています。
今回は「日本てんかん協会 福井県支部 代表の河合利信さんに、てんかんについてお聞きしました。
てんかんは、脳が一時的に興奮することによって発作が起こる病気です。症状としては、身体の痙攣や意識を失うなど、症状を引き起こす原因となる脳の場所のよって様々な形であらわれるそうです。
河合さんご自身も、てんかんと診断されたおひとりです。幼少期にてんかんを発症し、学校生活や就職先で起こる発作もありました。その後手術を受けられたことで、現在その症状は緩和されているそうです。
てんかんは、周りの方の理解が重要です。痙攣などの症状を目の当たりにすると驚く方が多いそうですが、発作の時は、安全な場所に、静かに寝かせて見守ることが大切とのこと。
日本てんかん協会では、広く周知していくための活動を行っています。また福井県支部 代表である河合さんは、てんかんに関する本も書かれています。
「てんかんは親からの宝物だった」「てんかんのこと知ってください」(漫画版)の2冊です。
紀伊國屋書店でお買い求めいただけますので、ぜひお手に取ってみてください。
また「日本てんかん協会」の会員になりたいという方は、ホームページからお申込み下さい。