今回のケアモアは、福井県内で「医療通訳」の派遣を行う
メディサポふくい代表 渡邊寧佳(わたなべしずか)さんにお電話でお話を伺いました。
現在、福井県内では外国人が定住するケースが多くなっています。
そんな外国人が病院に罹るとき、なかなか自分の言いたいことが伝えられないとか、
医者も、患者の症状を伝えることができないという事が多かったそう。
そこで、日本語の苦手な外国人患者と、医師のコミュニケーションをサポートする
「医療通訳」の需要が福井県内で高まってきています。
昨年には、医療通訳の派遣事業を担う民間団体「メディサポふくい」が福井県内で初めて発足しました。
病院では、まず受付からしっかりと付いて言語を担当。お互いの言いたいことを伝えていきます。
その後、診察に入る前までに、患者さんが今抱える症状や、
こうして欲しいという希望などを聞き取って、診察に望みます。
「中国語」や「ポルトガル語」「英語」などにも対応しています。
これから、どんどん福井県に住むことを決める外国人の方は多くなると見込まれています。
「医療通訳」の重要性は、これからも高まる一方です。
そのため、「医療通訳」の育成にも力を入れていくと言います。
県内在住の外国人の皆さんが安心して病院に通えるように
メディサポふくいが担う役割は、とても大きいのです。