今回は、福井市東郷地区で行われている「東郷っ子のだがし屋」をご紹介しました。
福井市の東部にある「東郷地区」。田園が続く米どころの地域で
30年以上活動している団体「東郷ふるさとおこし協議会」があります。
東郷地区が、地域住民や将来を担う子どもたちにとって、ワクワクするような、
誇りある大好きなふるさとであり続けることを目指し、地区の魅力を高めるためのまちづくりを行っています。
この団体が企画した小学生参加企画が「東郷っ子のだがし屋」です。
特徴は「小学生」が自ら、仕入れから販売までを担う「小学生主導」の店であるという事。
子どもたちは、毎週月曜日、学校が終わった後に店に集まり、
「東郷っ子のだがし屋」で、それぞれ「仕事」をしています。
お客さんに「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」のあいさつをする。
それぞれの売り場でお客さんとやりとりをする。
タブレットで商品のバーコードを読み取って、お客さんから代金をもらってお釣りを払う事。
商品である駄菓子を仕入れ、在庫管理をすること。
・・・・これらのことをすべて子供たち主導で行うそうです。すごい!!
子どもたちはそれぞれに、「お客さん」とのやり取りに楽しみを感じ、
仕入れから販売、企画アイデアを出し合う会議を実際に行ってお店に反映させたり、
楽しくお店作りをしています。
かずえちゃん「このお店やるまで、駄菓子って知ってた?」
子どもたち「知らなかった~」
そんな子供たちが、今やこの駄菓子屋のお菓子が大好きで、
お店作りから、大きな経験を得ています。