2023.7.24 摂食障害の自助グループ「ゆっくり」

ケアモアでは、介護や福祉に関するお話を、様々なゲストをお招きして伺っています。

今回は自助グループ「ゆっくり」代表の林美紀さんにお聞きしました。



摂食障害とは食行動を中心に色々な問題が表れる病気です。必要な量の食事を食べられない、自分ではコントロールできずに食べ過ぎる、いったん飲み込んだ食べ物を意図的に吐いてしまうなど、人によって様々な症状があります。

自助グループ「ゆっくり」代表の林さんご自身も、摂食障害を経験されたおひとりです。同じような思いをされている皆さんで集まり、お互いの理解を支援するグループを作りたいと「ゆっくり」を立ち上げられました。

世間ではまだまだ正しく理解されていない摂食障害。本人が自覚していないことや、症状がゆっくり進むこともあり、まずは治療につなげることが大切です。

そんな中で林さんが立ち上げたのが、同じような経験をしたみなさんが集まる「ピアサポート」です。福井県生活学習館「ふくいウイメンズ・オアシス」で開催されている集まりをはじめ、「ほっカフェ」という誰でも参加できるCAFEもあります。

摂食障害を経験されたスタッフさんで開催されるため、皆さん安心して参加されているそうです。

「食べる」という生きていくには必要なことで起こる障がいのため、自分で判断するのはとても難しい摂食障害。また食べることは「自分の理想から離れていく」ことになり、食べることに辛さも伴います。

その気持ちを分かり合える場が「ピアサポート」です。同じ気持ちを今お持ちの方は、ぜひ一度、参加してみてください。

自助グループ「ゆっくり」の交流会に参加したいという方は

「ゆっくり」事務局、または「ふくいウイメンズ・オアシス」のホームページでご予約下さい。

詳しくは「ふくいウイメンズ・オアシス」のホームページ、または、自助グループ「ゆっくり」のインスタグラムでご覧ください。