■■ケアモア~あなたが楽しく生きるためにできること~」■■
毎週月曜 朝9時から Life Is内で放送中です。
今日、スタジオにお越しいただいたのは、福井県庁長寿福祉課の織田裕子さん(右)と、
福井県フレイル予防トレーナーの高橋有希子さん(左)にお越しいただきました。
フレイル、というのは、海外の老年医学の分野で使用されている
「Frailty(フレイルティ)」から来ています。
「Frailty」を日本語に訳すと「虚弱」や「老衰」「脆弱」などにあたります。
そのフレイルの基準には、さまざまなものがあって、
5項目中、3項目以上該当すると「フレイル」、
1または2項目だけの場合にはフレイルの前段階である「プレフレイル」と判断します。
- 体重減少:意図しない年間4.5kgまたは5%以上の体重減少
- 疲れやすい:何をするのも面倒だと週に3-4日以上感じる
- 歩行速度の低下
- 握力の低下
- 身体活動量の低下
自身が「フレイル」の状態か、そうではないか、
「フレイルチェック」で確かめることができます。
高橋さんが写真でポーズをとっている、指の「輪っか」。
これもフレイルチェックの一つで「ゆびわっかテスト」と言います。
指でわっかを作って、ふくらはぎの一番太い部分を囲んでみましょう。
その「わっか」が、ふくらはぎの太さより小さくて囲めない場合・・・・
フレイルでは、ありません!合格!
ふくらはぎの太さより、ゆびわっかが大きかった場合、
フレイルの可能性があります。
このチェックは誰でも、どこでもできるので、
是非やってみてください!!
福井県では、「フレイル予防サポーター」を募集中です。
高齢者が「フレイル」に陥らないよう
サポートし合う体制を、県を挙げて作っていきます。
そして、そのサポーターを支援する「トレーナー」も募集。
今後、「フレイル予防」のトレーナーさん、サポーターさんの力が、
とても大事になっていきます。
寝たきりにならず、いつまでも元気でいるために
「フレイル予防」頑張りましょう!