2021.7.2 未来を拓くガストロノミーへ～坂井市竹田ラ・クラルテ～｜FUKUI SDGs compass

坂井市竹田にあるレストラン「la clalte(ラ・クラルテ)」にお邪魔しました。

ラ・クラルテは、人口減少により使われなくなった

保育園だった建物をリノベーションして作られたレストランです。

竹田地区ののどかな雰囲気と、ラ・クラルテの素敵な内装・雰囲気に、

かずえちゃんもスタッフもテンションが上がっています。

「お料理、楽しみ・・・」と、待つかずえちゃん。

コース料理には必ず付く「けやきプレート」。ソーセージも生ハムも自家製。

目にも鮮やかで、目も口も心も楽しめます。

かずえちゃん、思わず笑顔！

この後に出てきた、スープも自家製パンもパスタも

(かずえちゃんはチキン！)美味しかったなぁ・・・

県内でも珍しく「薪(まき)オーブン」を使って料理を出しているので、

ほのかに薪の香りがして美味しさ倍増。

どれもこれもしっかり手間がかけられた美味しさ。

ひたすらに満たされた時間を過ごさせていただきました。

・・・と、普通に食リポで終わりそうだったんですが、ここからが本題。

ラ・クラルテは、この度「ミシュランガイド北陸 2021 特別版」で、

ビブグルマンと、ミシュラングリーンスターを獲得しました。

このミシュラングリーンスターは、

レストランが行っているサスティナブルな取り組みに対して評価されるものです。

県産のスギやクヌギの薪を熱源に使用することによって、

森林を活性化させ、二酸化炭素の削減につなげていることや、

国産の木を使った割り箸を、

「お客様が欲しいと言った時だけ」お出しする事としていたり、

食材を、地域内で生産されたものを購入することで、フードマイレージを少なくしたり、

使い捨てプラスチックを減らすことを目的にした「My MIZU」を取り入れ、

容器さえお持ちいただければ、

好きなだけ「水」を提供するという取り組みも行っています。

「できることから、とことんやっていこう」

オーナーシェフである松下ひかりさんの気概が伝わる、そんなお店でした。

また必ず来たくなります。

いや、近いうちにまた行こう。